ウクライナの2023年の小売市場に関する分析、TOP20の企業を発表

ウクライナ小売業者協会(RAU)によると、2023年のウクライナでの小売業売上高は1兆5396億フリヴニャ(約5兆5400億円、1UAH=3.6円)に達した。これは2022年の1兆1600億UAHから30%の増加であり、2021年の1兆4400億UAHをも上回り過去最高を記録した。

2023年のウクライナの小売業売上高TOP20社

  1. ATB ー スーパーマーケット
  2. Silpo ー スーパーマーケット
  3. エピセンター ー ホームセンター
  4. OKKO ー ガソリンスタンド
  5. MHP ー 食品加工
  6. WOG ー ガソリンスタンド
  7. UPG ー ガソリンスタンド
  8. Fora ー スーパーマーケット
  9. COMFY ー 家電
  10. Aurora ー 雑貨、日用品
  11. METRO ー スーパーマーケット
  12. NOVUS ー スーパーマーケット
  13. Podorozhnyk ー 薬局
  14. eva ー 日用品、化粧品
  15. VARUS ー スーパーマーケット
  16. Belmart ー スーパーマーケット
  17. ANC ー 薬局
  18. Foxtrot ー 家電
  19. Ashan ー スーパーマーケット
  20. Fayno Market ー スーパーマーケット

ウクライナの小売業のトップ企業

2023年のウクライナ小売業者協会(RAU)の会員企業のデータ

2023年の小売業売上高のうち、RAUの会員企業が占める割合は62%だった。その中でカテゴリー別に売上を見ると、食品が32社で4915億UAH。次いで、ガソリンスタンドが6社で2030億UAH、ホームセンターが4社で738億UAH、家電が13社で682億UAH、非食品が19社で634億UAH、薬局が6社で410億UAHだった。

また、RAUの会員企業102社の合計の従業員は39万3000人を数え、その平均給与額は14,308 UAH(約51,508円)だった。また、従業員の給料から支払われた18%の個人所得税と1.5%の軍事特別税の合計は132億UAHだった。また、雇用者が負担する統一社会税(従業員の給料の22%)の支払いの合計は148億UAHだった。

また上記の税金以外にRAUの会員企業の75社が、支払った税金の合計額は1311億UAHにのぼった

2023年のオンラインでの人気ECサイトTOP15

フォーブス・ウクライナの調査結果を伝えるua-retail.comの報道によると、2023年のウクライナのオンラインでの推定売上の上位15社は次のとおり:

  1. Rozetka ー 総合ECサイト 450億UAH(推定売上高、以下同)
  2. COMFY ー 家電 97億UAH
  3. AliExpress ー 越境ECサイト 75-110億AH
  4. エピセンター ー ホームセンター 79億UAH
  5. Allo ー 家電、電気機器 57億UAH
  6. Silpo ー スーパーマーケット 35-43億UAH
  7. MakeUp ー 化粧品 32-39億UAH
  8. eva ー 日用品、化粧品 24億UAH
  9. Foxtrot ー 家電 21億UAH
  10. ATB ー スーパーマーケット 17-19億UAH
  11. MAUDAU ー 総合ECサイト 12-14億UAH
  12. Intertop ー 靴、アパレル 10-12億UAH
  13. Kasta ー アパレス 7-10億UAH
  14. pethouse ー ペット用品 7-8億UAH
  15. yakaboo ー 本 4.9億UAH

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