ウクライナでの戦況を確認できるサイトを紹介

DeepStateMap.Live

DeepStateMap.Liveは、2022年2月24日のロシアによるウクライナへの全面侵攻と同じ日に開設された、ウクライナでの戦況を伝えるインテラクティブなオンライン地図です。2025年3月現在、ウクライナのみならず世界的に、ウクライナでの戦況を確認する際に、一番閲覧され、また引用されるサイトに成長しました。

ウクライナにおけるロシアの占領地域を現在だけでなく、過去に遡って地図上に表示させることができます。また、ウクライナが解放した土地や、ロシア領内におけるウクライナの地域も表示されます。また、部隊やの配置情報、攻撃の方向、衛星画像、天気情報、地図上の2地点の距離情報、火災状況などを表示させることも可能です。

地図上の言語は、ウクライナ語と英語に対応しています。80万人以上の購読者がいるTelegramチャンネルも運営しており、そこでは戦況の最新情報を発信しています。

特に便利が昨日が矢印ボタン。このボタンを押すと、前日との比較で、地図上に変化があった場所(例えば新たな占領地域)を、地図上に赤色で表示してくれます。

ウクライナだけでなく、それ以外の地域におけるロシアによる占領地に関しても地図上に表示しています。例えば、日本の北方領土のほか、モルドバの沿ドニエストル地域、カリーニングラード(東プロイセン)、ジョージアの南オセチアとアブハジア、カレリア地方などが、ロシアの占領地域として地図には表示されています。

DeepStateMapはウクライナ人により運営されており、オープンソースインテリジェンス(OSINT)に基づき、スタッフが主導で地図上の戦況データを更新しています。また、DeepStateMapはウクライナ国防省と協力覚書(MoU)を結んでいます。ウクライナ側にとって不利となる場合、地図の更新が意図的に遅らせられる場合があるので、それは念頭に入れた上で地図を見る必要があります。

Institute for the Study of War

Institute for the Study of War(戦争研究所)は、2007年に設立されたアメリカの非営利研究グループです。様々な戦争・紛争の研究と分析を行っています。2022年のロシアによる全面侵攻移行、ウクライナでの戦争における情勢の最新情報を毎日発表しています。

また、インテラクティブなオンライン地図もサイト上で、毎日更新しており、そこから戦況を伺うことができます。地図上でウクライナに埋蔵されている地下資源のマッピングも確認できます。

戦争研究所は、アメリカの機関ですので、より第三者的な視点での実際の戦況を確認するのに適していると言えます。

防衛省

出典:https://www.mod.go.jp/j/approach/exchange/ukraine2022.html

日本の防衛省の「ウクライナ関連」のページにて、ロシア軍によるウクライナ侵略の状況を確認することができます。日本語でのウクライナの戦況の地図と、防衛省による戦況分析や外交動向のコメントがついてるのが特徴です。更新頻度は不定期であり、1ヶ月に2〜5回ほどです。

このページでは、地図上での細かい占領地の変動の動きは確認しずらいですが、マクロな視点からの戦況の動きを確認するには有益です。

ロシア側が利用している戦況地図